人物紹介~源頼朝~
源頼朝は久安三年(一一四七)に生まれたとされる。これは没年から遡ったもので、当時の史料に誕生の記録が載っているわけではない。 父は鎌倉でも活躍した河内源氏…
源頼朝は久安三年(一一四七)に生まれたとされる。これは没年から遡ったもので、当時の史料に誕生の記録が載っているわけではない。 父は鎌倉でも活躍した河内源氏…
今回は石橋山の合戦について、実際に現地を歩き読み解いてみる。 最初に石橋山の合戦について少し述べておく。伊豆国で山木兼隆を討った頼朝は、挙兵に呼応した三浦…
日本初の本格的な武家政権の時代といわれる鎌倉時代だが、すべては平安時代の延長にあるといってよい。特に平安時代末期を理解することが鎌倉時代を知る早道である。た…
治承三年(一一七九)の政変は、歴史を大きく動かす契機となった事件である。平氏と院の近臣の決定的な対立、以仁王の乱、延暦寺など寺院勢力との対立激化など、この政変…
平安時代末期に平氏の最盛期を築いた人物。平清盛は積極的に中国との交易(日宋貿易)をおこない巨万の富を築いた。また厳島神社(広島県)に多大な寄進をして、今につ…
頼朝は山木兼隆を討った翌々日、兼隆の親戚史大夫知親が横暴な振る舞いをしていた伊豆国蒲屋御厨に、民が嘆いているので止めるよう命令を下す。この命令書を「下文」と…
官省符とは、特定の荘園に対して不輸租(免税)の特権を認める太政官符・民部省符をいう。「鎌倉時代を知るには平安時代を理解する!!~荘園~」で述べたように、荘園に…
日本初の本格的な武家政権の時代といわれる鎌倉時代だが、すべては平安時代の延長にあるといってよい。特に平安時代末期を理解することが鎌倉時代を知る早道である。た…
前回は、頼朝挙兵の第一矢の場面を取り上げ、助詞について解説を加えてみた。 今回は山木兼隆を討つ場面を古記録において「レ点」が付くよく使われる字について述べて…
源頼朝が平氏追討の挙兵のてはじめに討ったのが、伊豆国の目代をつとめた山木兼隆であった。 この目代はあまり聞き慣れない言葉だと思うので、国司や在庁官人という…
摂津源氏の源仲政の子で先祖は酒呑童子討伐や土蜘蛛退治で有名な源頼光につながる。 鳥羽法皇の寵愛を受けた美福門院に近侍し、保元の乱では美福門院の支持する後白…
日本初の本格的な武家政権の時代といわれる鎌倉時代だが、すべては平安時代の延長にあるといってよい。特に平安時代末期を理解することが鎌倉時代を知る早道である。た…