行時山光則寺(鎌倉市長谷)

行時山光則寺(鎌倉市長谷)

開山は日蓮上人の弟子「日朗」開基は北条得宗家の被官「宿谷光則」。宿谷光則は、日蓮上人が北条時頼に「立正安国論」📖を伝える際に取り次いだ人物。「文応元年七月十六日宿屋入道に付し、故最明寺入道殿に奏進し了んぬ」(安国論御勘由来)。

龍ノ口の法難の後、佐渡へ流罪となった日蓮上人。同じく弟子の日朗も捕らえられ幽閉されました。その時の土牢が境内奥に伝わっています。日朗を預かった宿谷光則は後に日蓮上人に帰依、自邸を御寺にしました(=光則寺)。

北条得宗家被官と日蓮上人。両者の関係はとても興味深いです🤝