北条泰時ゆかりの史跡を巡る第1弾。「和賀江島」。

北条泰時ゆかりの史跡を巡る第1弾。「和賀江島」。

明け方の材木座海岸。

かつて由比浦(ゆいのうら)と呼ばれた鎌倉の玄関口。風が強く。波が激しい。

『吾妻鑑』

貞永元年(一二三二)七月十二日条には、

勧進聖人往阿弥陀佛より「舟船の着岸の煩いを無くさんがため、和賀江に嶋を築くべきだ」という申し出があった。武州(北条泰時)は殊御歓喜給(とっても喜び)、令合力給(協力したという)」と記されている。

往阿弥陀仏の申し出も、

北条泰時の喜びも、

こういう荒浪による交易の妨げを

解決しようとしたわけなのか。。。

そして完成したのが和賀江島です。

(今も干潮時には積み石が姿を現します。国の史跡に指定)