行くぜ北条時宗のキラリ 正(聖)福寺跡

行くぜ北条時宗のキラリ 正(聖)福寺跡

正福寺公園(七里ヶ浜住宅地のつきあたり)にあったとされている。

『吾妻鏡』「建長六年(1254)四月十八日。聖福寺鎮守諸神々殿上棟、(中略)是惣関東長久、別為相州両賢息々災延命也、仍以彼兄弟両人之名字、被模寺号云々」

正(聖)福寺鎮守の諸神殿は関東(鎌倉幕府)の長久(永く続く事)と、2人の息子の息災延命を願う北条時頼によって建てられた。寺号の正(聖)福寺は、彼の愛する嫡男、正(聖)寿丸(後の時宗)の「正」(聖)と、同母弟、福寿丸(後の宗政)の「福」。

父に愛されて育った時宗。相模灘を見下ろす場所に、弟、宗政と共に今もその名(童名ですけど😅)を残している^ ^