西の戒壇院(昔は観世音寺にあった)

西の戒壇院(昔は観世音寺にあった)

日本三戒壇(奈良の東大寺、栃木の薬師寺)のひとつ。

他に延暦寺などにもあった。戒壇とは僧になる者が戒律を授かる場(授戒)。辞書によると戒律とは、仏が自発的なものとして与えた戒めと、僧に対する他律的な規律の意だという。授戒によってはじめて正式な僧として認められる。

つまりかつて、ここへ入り授戒するまでは俗人。出るときはお坊さんだったということなのか?!俗人→戒壇院で授戒→僧侶。そんな事を考えながら戒壇院に入って出たみた。しかし当然、何の変化もおこらなかった。

大陸から渡ってきた鑑真もここで授戒をおこなったという。大陸⇆大宰府⇆平城京。中心の軸が違う。境内に鑑真和尚の供養塔。屋根型に「開山大唐国」と陰刻されている。

少弐氏は完全に頭から消えています。。。