弘長元年(1261)四月二十五日。おととい堀内殿という女性を娶った時宗君(11才)。
この日、極楽寺山荘の北条重時邸で将軍や時頼が臨席する中、笠懸が行われた。そこで時頼は笠懸は時宗が上手だと自慢する。
その頃、鎌倉邸にいた時宗君を呼ぶ。
時宗君は鬼鴾毛という馬に跨り、見事期待に応える。
そして颯爽と鎌倉邸に戻っていった(カッコすぎやしないか?!吾妻鏡の時宗君。堀内殿もキュンです)!!
この笠懸がおこなわれた有力な場所だと教えてもらったのが馬場ケ谷。奥まで行くと、急坂があり、その上からみる一本道の谷戸の景色に、少年時宗の馬を走らせる姿が重なった^ ^