2024年最初の「かまぞう」での講座は、小冊子レキシノワvol13でとりあげた「上総国と上総広常」からスタート。源頼朝が公的な存在となった時期に粛清された理由を、上総国の地勢的な部分から考えていきました。総(ふさ)の国は、黒潮と親潮、東京湾と香取の内海が産み出す豊かさを背景に歴史が積み重なっていった。大国たるゆえん。それは海上交通がメインだった近世まで続く。前方後円墳の数から最高級布、砂鉄と武具、和歌山とのつながり、醤油や捕鯨まで話しは及んだ。そこに平将門の乱と平忠常の乱。河内源氏の登場と役割が、源頼朝と上総広常に辿り着く、太いラインを描いてみた。
20日は武士食堂彩さんで急遽、武士弁当が注文できるという情報。講座の間に希望者を募り、講座後に甲冑を来て尺八を吹きながら、武士弁を届けてくれました😆
そして21日には、かつてレキシノワに参加してくれた高校生が、大学合格という素敵な始まりの報告を携え帰ってきてくれた🥹。「自己推薦入学」制度の面接試験で、小冊子「レキシノワ」に寄稿のリポートを披露。面接官からの評価につながり「役に立ちました」という報告。ケーキを囲んでみんなで祝福㊗️
それぞれの始まりが積み重なって、歴史が作り上げられていく。そんな両日でした^ ^
次回は2/24 レキシノエコトバ STEP6 日蓮上人の実像。こちらは講座での先行告知で満席(午前の部)となりました。新たに夜の部を設けましたので18時からは枠が多めにあります。概要は別で投稿予定。日蓮上人の実像に触れてみましょう?!