対馬→壱岐→博多湾と迫ってきた元軍。「蒙古襲来絵詞」は、上陸した元軍との戦い(赤坂→鳥飼→祖原)を、竹崎季長を主人公として描く。
文永の蒙古合戦激戦地の1つとなったのが祖原(麁原)山(標高約33m)。360度の眺望がきく小高い山を拠点に元軍は陣を構えた。
彼らの右を向く姿は、異様な威圧感を漂わせ、竹崎季長らを待ち構えている。
祖原公園山頂の北側下には記念碑が建っています。
※ 蒙古襲来絵詞の画像は九州大学附属図書館所蔵『蒙古襲来絵詞』(模本)を、一部改変の上(吹き出しや言葉など)利用。こちらの画像はパブリックドメインなので、事前の利用申請をすることなく、無償で、改変・商用利用も含めた自由な利用が可能。
※レキシノエコトバは、蒙古襲来絵詞の時代を、絵詞に描かれていない時代背景を再現し、蒙古襲来絵詞を読み解くという、社会と史料が織りなす学びです。