満福寺(腰越)

満福寺(腰越)

山号は龍護山。開山は行基と伝わる。

源義経が兄頼朝の怒りを解こうと因幡前司殿(大江広元)に進上した「腰越状」で有名な御寺。

境内には弁慶が腰越状の下書きをした際に水を汲んだという「硯の池」。義経が手を洗ったという「義経公手洗いの井戸」。本堂手前には「弁慶の手玉石」や「弁慶の腰掛石」などがあります。

 本堂内(撮影OKを頂き)は、鎌倉彫の天井や、近衛文麿の筆「龍護山」。義経逃避行の襖絵など、義経とその周辺の悲哀の物語を伝えてくれます。