古来、伊勢の上参宮に対して、下参宮と呼ばれた凄い社。
香取神宮新緑と石燈籠が美しい。
朱の楼門(重要文化財)は元禄十三年(一七〇〇)、江戸幕府によって造営された。大きく整然としてます。楼門の朱色と、奥の拝殿の渋さが、いい差具合を出しています!!楼上に掲げられている「香取神宮」の額は、東郷平八郎の筆という。
本殿(重要文化財)も楼門と同じ元禄十三年(一七〇〇)、江戸幕府5代将軍綱吉によって造営された。祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。又の御名を伊波比主命(いはひぬしのみこと)。拝殿は雅びで、当たり前ですが神聖を感じます!!
グルっと周ると、三本杉に源頼義の伝説を発見!!もはや河内源氏の神ですな。。。
宝物殿で『日本三銘鏡』(他に正倉院御物及び四国大山祇神社)の一つ、国宝『海獣葡萄鏡』(複製)などを鑑賞。香取神宮に伝わった古文書、源頼朝寄進状 治承五年(一一八一)、関白近衛基通家政所下文写 建久八年(一一九七)、足利尊氏寄進状 観応三年(一三五二)の複製もあった。古くから皇室や貴族・武家の崇敬をあつめた事がわかる。来たかった理由はコレを感じたかったから。